こんにちは
今回はアップライトロウとサイドレイズの違いについて紹介していこうと思います。
それではよろしくお願いします。
扱える重量の違い
1つめに紹介する違いは扱える重量です。
一般的なサイドレイズではダンベルを両手に持って体の横側に振り上げると思いますが、アップライトロウはバーベルを使って行います。
そのためサイドレイズに比べてかなりの重量を使うことが出来ます。
トレーニング経験者でもサイドレイズは15キロ前後しか扱うことが出来ないのですが、アップライトロウでは50キロ前後の重量を扱うことが出来ます。
また、両手を使ったコンパウンド種目か相でないかという点においてもサイドレイズとアップライトロウでは大きな違いです。
取り組みやすさの違い
次に紹介するのは取り組みやすさの違いです。
サイドレイズは比較的軽い重量&ダンベルを使ったトレーニングであるため、ホームトレーニングでも気軽に取り組むことが出来ます。
さらに、サイドレイズはベンチに座った状態でもかなりの収縮感を感じながら行うことも出来るので、初心者の体幹の弱い時期でも非常に取り組みやすいです。
アップライトロウでは比較的項重量でのワークアウトになるので、始めるにあたってはそれなりの設備が必要になります。
もちろん軽い重量で効果を味わうことが出来るのですが、成長に伴って必然的に高重量が必要になります。
そのため、比較的取り組みにくいトレーニングとなるのです。
軌道の違い
3つめの違いは軌道の違いです。
サイドレイズではダンベルを横に持って腕を伸ばした状態で肩を視点に体の横まで振り上げる軌道をします。そのため、弧を描くような軌道で負荷がかかります。
アップライトロウではバーベルを体に近い前側の部分を一直線に通るような軌道をします。
サイドレイズに比べて一直線上に近い軌道をするので、フォームの習得が比較的簡単でもあります。
使われる筋肉量の違い
4つめの違いは使われる筋肉量の違いになります。
サイドレイズは肩関節を主軸としたフォームをとるので、肩の横を集中的に鍛えることが出来るのですが、動員する筋肉量も少なくなってしまいます。
アップライトロウでは肩関節・肩甲骨・肘関節というふうに、サイドレイズに比べて多くの関節を使うことが出来ます。
そのため、サイドレイズよりも多くの筋肉を一度に鍛えることが出来ます。
さらに、アップライトロウでは必然的に重たい重量を扱うので大患周りの筋肉にも強い刺激を与えることが出来ます。
体の連動性や機動性を高めたいという人にはアップライトロウで肩を鍛えることはオススメかもしれません。
実用性の違い
5つめの違いは実用性になります。
サイドレイズは単関節の種目であるのでピンポイントで狙った筋肉に効かせることが出来るのですが、実用的な筋肉をつける上ではあまり向いていません。
スポーツで使う引き上げる動作などの肩関節を介した動作とサイドレイズではかけ離れているからです。
アップライトロウでは狙った筋肉にピンポイントで効かせることがかなり難しくなるのですが、肩甲骨を介した出力の高い運動をすることが出来ます。
そのため、スポーツで用いる肩関節の動作の補強として非常に効果的です。
使い分けについて
サイドレイズとアップライトロウの使い分けについていくつか紹介していきます。
【アップライトロウ↓】
- 体の連動性を高めたい
- いろんな筋肉を鍛えたい
- バーベル種目だけで完結させたい
- 基礎筋力を上げたい
【サイドレイズ↓】
- 集中して肩を鍛えたい
- 肩の疲労感を感じたい
- 肩トレの技術を上げたい人
- 地道に肩に効かせたい人
アップライトロウとサイドレイズの違いを活かして、上記のような使い分けが出来ると思います。
自分の目的に合った方を選んでみてください。
まとめ
今回はアップライトロウとサイドレイズの違いについていくつか紹介していきました。
まとめると以下になります。
- 扱える重量の違い
- 取り組みやすさの違い
- 軌道の違い
- 使われる筋肉量の違い
- 実用性の違い
それではおわります。
ありがとうございました。
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